こんにちは!
今回のトレーナー通信は瀬藤が担当させていただきます。
どうぞ宜しくお願い致します。
今回のテーマは、「シーテッド・カーフレイズ」についてです。
前回、投稿したスタンディング・カーフレイズと同様、
ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)を鍛える種目になります。
スタンディングでおこなった場合、下腿三頭筋の中でも、
特に、腓腹筋がメインで使われるとお伝えしましたが、
今回のシーテッド・カーフレイズでは、
ヒラメ筋がメインに切り替わります。
ヒラメ筋は、腓腹筋と異なり、単関節筋ですので、
足関節の底屈動作でのみ関与し、
特に膝関節が屈曲した状態での底屈に大きく貢献します。
ランニング、ジャンプなどの動作は、
身体を上方と前方に進めるヒラメ筋の力に大きく依存します。
大きさ自体は、小さな筋肉ですが、
羽状筋という形状をしており、
生理学的筋横断面積が大きい為、
非常に大きな力発揮をする筋肉です。
トレーニング方法としては、色々ありますが、
上の画像のように、膝の上にダンベルを立てて乗せ、
足関節の底屈を繰り返す方法が
一番手軽で、おこない易いでしょう。
慣れてきたら、強度がアップしますが、
台やプレートの上につま先側を乗せて、
ボトムポジションで、足関節をより背屈させると、
さらに効いてきます。